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茨城大学 工学部 機械システム工学科

田中光太郎研究室

ようこそ 田中光太郎研究室のホームページへ


田中光太郎研究室では,化学反応,レーザー計測をキーワードに,内燃機関のゼロエミッション化に向けた研究また環境計測に関する研究を行っています.

内燃機関は自動車や船などの電動化が進む中で,今後も一定の割合は必須で,発電方法や電力網を考慮しながら電気エネルギーと熱エネルギーを組み合わせて自動車や船の動力を考えていくことが重要です。この研究室では,「本当の意味で」CO2を減らす,対流圏のオゾンを減らすことを目的に,内燃機関を有効利用しながら、ゼロエミッションとする方法を検討しています。現在は水素と回収した二酸化炭素から再生可能エネルギーを用いて合成するカーボンリサイクルが可能な合成燃料や,植物由来の次世代バイオ燃料,その利用に伴い生成してしまう排出ガスの低減方法(排出ガス低減用触媒の有効な利用法など),リアルワールドにおける排出ガスの実態を把握するための最適な計測法PEMS(Portable Emission Measurement System)やSEMS(Sensor Based Emission Measurement System)に関する研究、そして大気からCO2を回収する湿度スイング式CO2回収法に関する研究を重点的に進めており,美しい環境を守りつつ,安全で安心してエネルギーを取得できる社会構築に貢献していきたいと考えています.どうすれば自動車からのCO2や大気環境を改善していけるか一緒に考えませんか。

現在はカーボンリサイクルエネルギー研究センターの酒井先生と共同で研究を進めています.

就職実績

  • スバル,いすゞ,スズキ自動車,小松製作所,JR東日本,ホンダ,マツダ,司測研,加藤製作所,川崎重工,日立Astemo,小糸製作所,日本自動車研究所,日野自動車,アンリツ,JR東海など

Information新着情報

2024年4月3日      
新4年生5名,外部から新M1が2名,中国から1名の研究生が参画し,新年度がスタートしました。今年度はカーボンリサイクルエネルギー研究センター2年目でもあります。面白い研究を進めていきたいと思います。
         
2023年4月3日      
茨城大学カーボンリサイクルエネルギー研究センターが発足しました。設立式典の記念写真です。式典にご列席いただきました皆様に感謝申し上げます。田中はセンター長を仰せつかることになり、これからCO2削減に向けた研究成果を出せるように研究活動をさらに活発化させたいと思います。引き続きどうぞよろしくお願いします。
         
   AICE_2
2023年3月23日      
あっという間に1年が過ぎ、今年も卒業式を無事迎えました。1名の修士と6名の学士が研究室を巣立ちました。学士のうち4名は大学院に進学です。
         
   AICE_2
         
2022年3月23日      
2021年度もAICE自動車用内燃機関技術研究組合と共同研究を4テーマで実施致しました。その研究のうち、三元触媒のモデリング研究に携わった広瀬君がAICE活動表彰を受賞しました。おめでとうございます。なお、SCR触媒のモデリングで活動した松田君、燃焼室デポジット研究で活動した藤野君も研究を進め成果を出しました。ご指導いただいたAICE WGメンバーの皆様大変ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
         
   AICE_2
2022年3月23日      
2021年度の卒業式、修了式が行われました。今年度は金野研、酒井研と合わせて修士課程8名、学士13名が無事修了、卒業しました。学位取得おめでとうございます。社会にでる皆様はがんばってください。なお、マスクは撮影時のみ外しており通常はマスクを着用し、感染対策を万全にしております。
         
   Sotugyo_220323_3
        
2021年9月30日
日本機械学会より、日本機械学会関東支部茨城ブロック貢献賞をいただきました。ありがとうございました。機械学会の発展に引き続き貢献できるように頑張りたいと思います。
         
   Sotsugyo_2020_2
2021年4月9日
メンバーを更新しました。新たに5名の4年生が配属されました。コロナ下で不安なご時勢ですが、元気よく研究を進めていきたいと思います。         
2021年3月23日
コロナは収まらず、研究室単位で卒業式、修了式が行われました。今年度は金野研と合わせて修士課程8名、学士8名が無事修了、卒業しました。学位取得おめでとうございます。社会にでる皆様はがんばってください。今年度はスバル、いすゞ、ボッシュ、日立Astemo、日立建機、日産車体、アンリツ、JR東海等に就職します。卒論生は5名が大学院に進学します。引き続きご指導よろしくお願いします。
         
   Sotsugyo_2020_2
2020年8月11日         
遅くなりましたが、2019年度博士論文、修士論文、卒業論文のタイトルです。
[博士論文]
・超希薄条件で運転する高圧縮比火花点火機関のノックへ影響を及ぼす燃料の着火特性に関する研究(成毛君)
[修士論文]
・ガソリンサロゲート燃料の着火遅れ時間と多環芳香族炭化水素生成を予測する詳細化学反応モデルの構築(久保田君)
・中赤外吸収分光法を用いたイソオクタンの低温酸化過程における燃料中間生成物の時間履歴計測(菅野君)
・ディーゼル微粒子補集フィルタに担持した尿素選択的還元触媒の水熱劣化モデルの構築(藤本君)
・急速圧縮装置を用いたPRF90/DMF混合燃料とPRF90/フラン混合燃料の自着火特性に関する研究(舟橋君)
[卒業論文]
・副室ジェット燃焼における副室内部の可視化観察による燃焼プロセスの解明(石井映宇君)
・流通反応装置を用いた潤滑油添加剤からのアッシュ生成メカニズムに関する研究(石井雄大君金野研)
・ガソリン自動車の排気用アンモニアセンサーに関する研究(上平君)
・燃焼排気由来の凝縮水によるガソリン火花点火機関の筒内腐食に関する研究(甲田君金野研)
・近赤外吸収分光法を用いた低温酸化反応場における温度計測(齋藤君)
・酸素濃度がPd系三元触媒の浄化性能に与える影響(広瀬君金野研)
・SEMを用いたEGRデポジットの詳細観察(藤野君)
・水熱劣化した尿素SCR/DPF触媒上のNH3酸化反応に関する研究(松田君)         
2020年8月11日
メンバーを更新しました。現在は研究室の学生の50%のみ入構可能な状態で、3密を避けながら研究を続けています。
2020年5月21日
コロナウイルスの影響で大学が閉鎖になり、HPの更新もままならない年度初めになりました。昨年度末ギリギリ研究室内で卒業、修了式を実施し、年度初めの4年生の配属も行われました。落ち着いたら写真などをアップしていきます。研究活動は残念ながらほとんど止まっております。早いコロナの収束を祈ります。
2020年3月24日
コロナのどたばたの中、研究室単位で卒業式、修了式が行われました。今年度は金野研と合わせて博士課程1名、修士課程8名、学士11名が無事修了、卒業しました。学位取得おめでとうございます。社会にでる皆様はがんばってください。今年度はマツダ、ホンダ、いすゞ、川崎重工、スズキ、日立オートモーティブ、小糸製作所に就職します。卒論生は9名が大学院に進学します。引き続きご指導よろしくお願いします。
         
   Sotsugyo_2019
2019年11月11日
燃料の自着火研究に従事するポスドク、博士課程の学生、SCR触媒の劣化、貴金属触媒の劣化モデル構築に関する研究に従事する博士課程の学生を募集しています。ご興味のある方がいればコンタクトをお願いします。       
2019年11月1日
日本機械学会広域融合による次世代エンジンシステム研究分野の創生研究会が茨城大学で開催されました。講演、研究会参加のために遠くからお越しいただきありがとうございました。見学会、懇親会も開催され充実した研究会になりました。冬の味覚、鮟鱇鍋も楽しめました。これからもよろしくお願いします。
         
Kouiki
2019年10月1日
中国から研究生が一人来ました。
2019年9月9日
修士2年藤本輝光君が、日本機械学会エンジンシステム部門のベストプレゼンテーション賞を獲得しました。おめでとうございます。(受賞式は台風のおかげで間に合いませんでした)。発表タイトルは「水熱劣化がSi/Al比の異なる尿素SCR/DPF触媒のNOx浄化率に及ぼす影響」で、SCR触媒の劣化モデル構築に向けた研究です。これはAICEの研究テーマであり、AICEの皆様からのご指導の賜物です。深く感謝するとともに、いい成果を出せるように頑張ってまいります。引き続きどうぞよろしくお願いします。
         
Fujimoto

Fujimoto2
2019年8月23日
自動車技術会から技術部門貢献賞(大気環境技術・評価部門委員会)をいただきました。大気環境の改善、維持に向けて燃焼技術の有効利用、排気浄化技術の高度化、高度計測手法の開発などに貢献していくことができればと思います。引き続きよろしくお願いします。
         
koukensyo
2019年4月6日
今年度、5人の4年生が配属になりました。新たな体制で研究に取り組んでまいります。
2019年3月27日
今年度博士論文、修士論文、卒業論文のタイトルです。
[博士論文]
・Diesel particculate filterにコートした尿素選択触媒還元法用の触媒劣化メカニズムの解明と触媒劣化モデルの構築(大矢さん、ホンダ技術研究所)
・イソシアン酸の加水分解反応によるアンモニア生成(松岡さん、日本自動車研究所)
・DPFに堆積したアッシュの透過メカニズムに関する研究(三次君)
[修士論文]
・HNCOの加水分解反応を考慮した尿素からのNH3生成モデルの構築(土田君)
・実路走行中の自動車から排出されるアンモニアの排出量計測(霜山君)
・中赤外量子カスケードレーザーを用いた圧縮自着火燃焼場における過酸化水素計測(金野研横田君)
・潤滑油成分が燃料の自着火特性に及ぼす影響(金野研和知君)
[卒業論文]
・ガソリンサロゲート燃料と2メチルフラン混合燃料の詳細化学反応モデルの構築(木内君)
・3.3μm帯の広帯域中赤外光源を用いた炭化水素計測法の開発(久信田君)
・ディーゼル微粒子補修フィルタに担持された選択還元触媒の水熱劣化メカニズムに関する研究(立野君)
・イソオクタンの低温酸化過程におけるホルムアルデヒドの定量計測(伊藤君)
・水素点火が超希薄ガソリン火花点火機関に及ぼす影響(金野研森江君)
・硫化水素の添加がイソオクタンの自着火特性に及ぼす影響(金野研石貝君)
・Ash堆積がPMセンサの信号挙動に及ぼす影響(金野研横林君)       
2019年3月26日
今年度の卒業式、修了式が行われました。今年度は金野研と合わせて博士課程3名(秋に修了した1名を含む)、修士課程7名、学士12名が無事修了、卒業しました。学位取得おめでとうございます。社会にでる皆様はがんばってください。今年度はマツダ、ホンダ、いすゞ、川崎重工、スズキ、日立オートモーティブ、小糸製作所に就職します。卒論生は9名が大学院に進学します。引き続きご指導よろしくお願いします。
         
   Gassyuku_2018
2019年1月6日
新年明けましておめでとうございます。今年も面白い研究を進めてまいります。ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いします。
2018年11月15日
修士課程2年の横田君が第56回燃焼シンポジウムでベストポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。中赤外領域の量子カスケードレーザーを用いて過酸化水素計測を実施した結果を発表しました。今後は燃料の低温酸化過程において生成する過酸化水素を計測する予定です。
         
   JSME
JSME
2018年10月29日
研究室合宿に那須塩原まで行ってきました。今年は金野先生が還暦ということでそのお祝いもしました。金野先生にはいろいろ助けていただき、大変感謝しております。これからもばりばりお願いします。リフレッシュできましたので、年度末に向け、成果を出せるようにがんばります。
         
   Gassyuku_2018
2018年10月3日
博士課程3年の三次君がCOMODIA2017においてベストプレゼンテーション賞を受賞しました。また、2018年3月に修士2年で卒業した武藤君は2017年度日本機械学会若手優秀講演フェロー賞を受賞しました。三次君の発表タイトルは"Investigation of the Slip Mechanism of Ash in Diesel Particulate Filter" です。武藤君は「凝縮水がAshのDPF透過に及ぼす影響」というタイトルの研究発表でした。どちらもPMセンサーのアッシュ被毒に関連する研究です。おめでとうございます。研究の指導してくださっているAICE PMセンサー被毒WGの皆様に深く感謝申し上げます。
         
   JSME
JSME
2018年4月4日
2018年4月4日 新しく4年生が5人配属されました。今年度も始動です。よろしくお願いします。
2018年4月2日
2018年4月2日 教授に昇進させていただきました。これまでご指導いただいた先生方、企業の皆様、一緒に研究を頑張ってくれた学生の皆様、研究を支援いただいた関係の皆様に深くお礼申し上げます。職位に見合うよう頑張りたいと思いますので、引き続き、どうぞよろしくお願いします。
2018年3月23日
2018年3月23日 今年度修士論文、卒業論文のタイトルです。
[修士論文]
・AshのDPF透過メカニズムの実験的研究(武藤君)
・フラン類およびPRF90-フラン類混合燃料の自着火特性(渡邊君)
・中赤外レーザー吸収分光法を用いた燃料に含まれるバイオ燃料成分の濃度計測(関田君)
・二燃料混合HCCI燃焼の着火特性に関する研究(大橋君金野先生指導)
・バイオ燃料添加が実用ガソリンの自着火特性に及ぼす影響(金野研吉田君)
・中赤外分光法を用いた圧縮自着火燃焼場におけるホルムアルデヒド計測(金野研永田君)
[卒業論文]
・中赤外量子カスケードレーザーを用いたガソリン中のETBE計測(久保田君)
・中赤外インターバンドカスケードレーザーを用いた圧縮自着火燃焼場におけるホルムアルデヒド計測(菅野君)
・水熱劣化が尿素SCR/DPF触媒のSCR反応に及ぼす影響(藤本君)
・実路走行排気試験による自動車排気中のアンモニア計測(三浦君)
・車載式排出ガス測定システムを用いた自動車排出ガス中の粒子数測定(佐藤君)
       ・希薄燃焼場における実用ガソリンとETBE混合燃料の自着火特性(金野研舟橋君)
2018年3月23日
今年度も無事修了式、卒業式を迎えることができました。修士4人、学部5人が修了、卒業しました。修士の4人はマツダ、いすゞ、スズキにお世話になります。卒論生は一人いすゞに就職します。残り4人は修士に進学します。
社会に出る人は、これから、それぞれの新たな場で実力をつけていってください。ご指導をいただいている各方面の皆様、引き続き、どうぞよろしくお願いします。卒業2017
2018年1月7日
新年明けましておめでとうございます。今年も元気よく研究を進めてまいります。よろしくお願いします。
2017年6月6日
ホームページを更新しました。今年度配属になった久保田君が作成してくれました。感謝です。
2017年4月5日
新しいM1が2人、4年生5人が配属になりました。今年も元気よく研究を進めていきたいと思います。よろしくお願いします。
2017年3月23日
2017年3月23日 今年度修士論文、卒業論文のタイトルです。
[修士論文]
・潤滑油の添加が炭化水素の自着火特性に及ぼす影響(岩倉君)
・水素添加によるガソリン火花点火機関の機関性能改善に関する研究(佐々木君)
・EGRデポジットの生成メカニズム解明に向けた実験的研究(廣木君)
・尿素SCR/DPF触媒の水熱劣化に関する研究(檜山君)
・車両の違いを考慮したガソリン自動車からの燃料蒸発ガス推計手法に関する研究(深川君)
・急速圧縮装置を用いた希薄条件下での実用ガソリンの自着火特性に関する研究(金野研成毛君)
[卒業論文]
・自動車排気中に含まれる未規制窒素酸化物のリアルタイム計測(猪瀬君)
・DME中の音速の高精度測定および推算法の評価(高田君)
・ガソリン改質成分が希薄条件下の火花点火機関に及ぼす影響(土田君)
・中赤外量子カスケードレーザーを用いた過酸化水素計測(金野研横田君)
・急速圧縮装置を用いた実用ガソリンの着火遅れ時間計測(金野研和知君)
2017年3月23日
卒業式が行われました。今年も無事全員修士を修了、また学部を卒業しました。修士から4人、学部から一人社会に巣立ちます。修士の就職先はホンダ、マツダ、スバル、司測研になります。よろしくお願いします。日々努力を惜しまず、頑張りましょう。卒業2016
2017年3月15日
修士2年の廣木君がAICEアワードを受賞しました。これは2017年2月22日23日に開催されたAICE研究成果報告会において、自動車メーカー、大学の先生方に評価をいただき、優秀な講演に送られる賞です。
   発表タイトル 「デポジット生成に対するsootおよび凝縮水の影響」2017AICE
2016年11月26日
2016年11月24日に開催された第54回燃焼シンポジウムにおいて、当研究室岩倉君が急速圧縮装置を用いたエンジンオイルの自着火に関するポスター発表でベストポスター賞を受賞しました。潤滑油の着火反応メカニズムの解明に向け、実験及び量子化学計算を進めています。
   発表タイトル 「急速圧縮装置を用いた潤滑油自着火メカニズムの検討」
おめでとうございます
2016年8月26日
2016年8月26日に開催された日本機械学会茨城講演会2016において、当研究室関田君が自動車排気中のアンモニア車載計測に関する研究発表で優秀講演発表賞を受賞しました。
   発表タイトル「小型多重反射セルを用いた可搬型アンモニア計測装置の開発」
2016年5月2日
毎年恒例の金野教授宅でBBQが行われました。今年度は金野研、田中光研に4名ずつ合計8名の4年生が配属になりました。新体制で今年度も精一杯頑張りたいと思います。引き続きのご指導、ご支援賜りますよう、また、わくわくできる新たな知見を見出せるよう頑張りたいと思います。
2016年3月23日
今年も無事修了式、卒業式を迎えました。田中光研からは4人の修士が旅立ちます。卒業生は全員大学院に進学します。それぞれの道で頑張ってください。活躍を期待しています。
2016年3月18日
新しい単気筒ガソリンエンジンが入りました。SIP革新的燃焼技術プログラムの一環で、燃料改質及びノック研究に活用します。エンジン研究に興味のある新4年生大募集中です!
2016年3月18日
交通安全環境研究所と自動車からの燃料蒸発ガス推計に関する研究を進めています。車両をシャシーダイナモメーター上に固定し、キャニスターという装置の性能評価をしています。修士の学生がJC08モードと呼ばれる走行モードを走っています。実自動車の排ガスや燃料蒸発ガス計測に関して研究してみたい4年生大募集中です。
2016年2月23日
修士1年の廣木一樹君が、自動車用内燃機関研究組合内(AICE)の研究成果発表会で発表し、AICEアワードを受賞しました。AICEは日本の自動車メーカー9社と2団体で構成され、世界的に関心の高まる内燃機関の環境性能に対して合同で研究を加速していくことを目的に発足した組合です。AICEアワードは、その組合会員である自動車メーカーから、研究成果について高く評価された者に送られる賞です。研究テーマはディーゼル機関から排出される窒素酸化物(NOx)・フ低減に利用する排気再循環システム(Exhaust Gas Recirculation, EGRシステム)に・fポジットが生成するメカニズムを明らかにするものであり、EGRシステムの不具合を解決するディーゼル機関の排気改善に役立つ研究です。
おめでとうございます。(田中光太郎は受賞式を残念ながら欠席しました)


2016年2月18,19日
修士論文、卒業論文の発表会があり、全員合格しました。おめでとうございます。今年度は4人の修士、4人の学士が誕生し、学士は全員大学院に進学します。大学院進学率100%を維持しています。修士の就職先はスバル、スズキ自動車、いすゞです。どうぞよろしくお願いします。
今年度修士の研究テーマは以下のものです。
・中赤外半導体レーザーを用いた燃焼場のホルムアルデヒド計測(藤澤君)
・急速圧縮装置を用いた炭化水素複合燃料の自着火特性(岡田君)
・微量炭化水素の光学計測に資する分光基礎データの取得(秋島君)
・中赤外レーザーを用いたジメチルエーテル噴霧の当量比計測(坂本君)
・フラン類及びPRF/フラン類混合燃料の自着火特性(金野研佐藤君)
今年度卒論生の研究テーマは以下のものです。
・中赤外分光法を用いたバーナー火炎中のホルムアルデヒド計測(金野研永田君)
・エンジンオイル燃焼実験によるアッシュ生成の温度依存性の・沒「(金野研永田君)
・希薄燃焼場における実用ガソリンの自着火特性(金野研吉田君)
・エタノール混合がDME噴霧燃焼に及ぼす影響(大橋君)
・イソオクタン予混合気中の潤滑油が自着火に及ぼす影響(住田君)
・小型多重反射セルを用いた光学装置による自動車排気中のアンモニア計測(関田君)
・フラン類の添加がPRFの自着火に及ぼす影響(渡邊君)
2015年12月12,13日
金野研、田中光研の合宿がありました。残念ながら金野先生はご欠席でしたが、研究活動の合間に、息抜きと親睦を深めることを目的に、神奈川県の三浦半島に行ってきました。リフレッシュして、研究に邁進です。
2015年12月7日
日本自動車研究所(JARI)にて、多気筒ディーゼルエンジンの火入れを行いました。自動車用内燃機関技術研究組合(AICE)と進める研究で使用します。主に後処理の研究ですが、DPFを擦りぬけるAshの問題や、NOx浄化に使用されるSCRF触媒の劣化研究に使用予定です。研究・ヘ茨大ーJARIと自動車メーカーの方と共同で進めます。過渡運転も可能な制御システムを使用します。こんなシステムを使ってエンジン研究をしたい人、大募集中です。


2015年10月24日
2015年8月28日に開催された日本機械学会茨城講演会2015において、当研究室佐々木君がSIPのプロジェクトとして研究を進めている改質燃料に関するテーマの発表で優秀講演発表賞を受賞しました。
発表タイトル 「ガソリン改質燃料成分が希薄予混合気の燃焼速度に与える影響」
2015年8月6日
8月6日インテックス大阪で開催されるスーパーサイエンスハイスクール研究発表会で、SIP革新的燃料技術のミニライブを行います。高校生の皆様、燃焼やエンジンの面白い話をしますので、お越しください。
2015年4月1日
昨年度修士が4人修了。就職先はスバル、いすゞ、スズキ自動車、JR東日本です。頑張ってください。卒論生は全員大学院に進学しました。


バナースペース


田中光太郎研究室

〒316-8511
茨城県日立市中成沢4-12-1

kotaro.tanaka.comb[at]vc.ibaraki.ac.jp
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